代表挨拶

男の子に混じってサッカーをしている小学生少女が1990年代から徐々に増え始め、2000年より少女単独チームの「富士見丘アンジェリーナ」として東京都サッカー協会に正式にチーム登録し、現在に至っています。少女サッカーの活動を始めた黎明期から数えて30年余り、一貫して行ってきた指導や設立の目的は、サッカーを主としたスポーツに親しみ、健全な身心と精神の育成に努めると共に、他チームとの交流を深め、将来の地域社会の一員としてのマナーや規律を身につける事です。サッカーの技術を磨くことはもちろんですが、それだけではチームスポーツは成り立ちません。対戦してくれる相手チーム(敵ではありません)のメンバーやコーチ、もちろんチームメイト、グランドや校庭をはじめとした活動場所の管理・整備に支援を頂いている先生方や地域の皆さま、そしていつも見守り、送り出してくれる家族、選手たちには全ての方へ感謝を忘れないようにと伝えています。そして、その気持ちを伝える行動は、先ずはサッカーの練習や試合や活動を始める前に、感謝の気持ちを込めて、挨拶をだれよりも先にしようと言い続けています。気持ちよく『おはようございます』、『こんにちは』、『ありがとうございます』、時に素直に『すみません』、極端なことをいうとこれさえできれば人生は何とかなると思っています。こうした地域コミュニティの場を提供し、地域に根ざしたサッカーを主としたスポーツの普及と、振興をしていきたいと考えています。

現在は年中さんから小学6年生まで多数の選手が集い切磋琢磨しています。これまで、OGには世代別の日本代表や各地域で活躍する多数の選手を送り出しています。こうした理由の一つには、周辺地域で唯一の少女単独チームであるため、占有できる練習場所や時間の確保ができて、試合も効率よく多数実施できることも要因と考えています。良き活動場所、地域の皆さまの良きサポート、サッカーに精通したコーチ、そして何よりもチーム活動への理解と運営に協力を頂ける保護者の皆さまがいるからこそサッカーの技術だけではない、人間力豊かな選手を送り出せると考えています。

さて、毎年のチームイベントとして行う初蹴りには、今ではお母さんになったOGや、運動好きな保護者と一緒にサッカーを通じた交流をしています。夏合宿には上級生が下級生の面倒を見る、自分だけではない周囲のことも考えられるようになってほしいとの願いから低学年から高学年まで一緒に合宿を行っています。

3月に行う6年生の卒業を祝う会には、保護者の方も参列頂き、みんなでお祝いをして送り出しています。その会で卒業する選手の保護者から言われるのは、学校以外でのコミュニティ、仲間、居場所ができたことが子供たちにとってはとてもありがたかったと言われることがあり、このような言葉を聞くと続けてきてよかったと思います。

これからもこうした地域に根ざしたコミュニティを継続していきたいと思います。富士見丘アンジェリーナの活動に少しでも興味を持って頂けましたら、是非ご一緒に活動してみませんか。

           富士見丘アンジェリーナ 代表 竹内秀和